活性酸素の怖さ
活性酸素とは、動植物の体内で作られる、細菌・カビ・ウイルス・異物などが体内に侵入
してきた際、それらから身体を守る物質です。
細菌・ウイルスなどの病原菌をはじめ異物が身体に侵入してくると、血液中に存在する
「食細胞」がその異物を食べて身体を障害から守ります。
食細胞の中で活性酸素がつくられ、取り込んだ異物を溶かして処理してくれ身体の防衛上には
活性酸素は必要で、重要な役割をもっています。
しかし、環境汚染・紫外線・食品添加物・過労・ストレスなどにより、この活性酸素が
必要以上に作り出されると、今度は逆に、身体の中の正常な細胞を攻撃し始めて、様々な
障害を与えるようになります。
活性酸素は身体の中で作られると、その作用は非常に強力ですが、ごく短期間に身体から
消えてしまいますが、血管中のコレステロールに過剰な活性酸素が作用すると、コレステロールが
「過酸化脂質」という物質に変化し、それが血管の壁に付着し、血管の壁を脆くしたり
血流を妨害したり、ストップさせたり、血管が破れたりします。
この過酸化脂質は、活性酸素ほど強力ではないのですが、身体の中で作られると腎臓から排泄され
ないため、いつまでも身体の中に存在して弊害を与えます。
一般に、身体に悪影響を及ぼしているのは、活性酸素ではなく、過酸化脂質だと言われています。
人間の場合普通ならば、活性酸素の発生は通常の身体のメカニズムによって制御されるはずですが、
戦後の大きな変化(食生活の変化・交通の発達による大気中の一酸化炭素の増大・抗生物質の
大量使用etc)により、そのメカニズムに狂いが生じてきていると考えられています。
丹羽先生の講演会では、この活性酸素に関しての長年の研究成果と対処方法などを詳しく
知ることが出来ます。